この投稿をシェアする:

重要なお知らせ

誠に残念ではございますが、本校は2018年度をもって閉校することとなりました。つきましては、2019年度の入学案内および生徒募集は行いません。

これまで本校の教育活動をご支援くださいましたみなさまに、心よりお礼申し上げます。閉校の経緯につきましては下記をご参照ください。

(2018年9月26日 YICS教務主任)

閉校の経緯

運営母体である宗教法人ヨハン東京キリスト教会(教会名:ヨハン東京・早稲田・Chineseキリスト教会)では、2014年9月より教会運営の抜本的な見直しが進められ、本校の運営に関してましても幾度となくリーダーシップの交代がなされてきました。

 

2018年4月より、現YICS理事会(理事長:洪石杓牧師)による2019年度以降の学校運営案が真剣に議論されてきましたが、運営母体であるヨハン東京・早稲田・Chineseキリスト教会の信任を得ることが非常に困難な状況でした。

 

2018年7月29日にアンケート(対象:同教会の信徒全員)を実施したところ、2019年度以降の学校運営に関して、全体の3分の1ほどが「閉校が適切」との回答でした。特に、同教会の6割以上(人数比)を占める韓国人部においては、半分弱の44%が閉校を望んでいるという結果になりました。(日本人部では18%、中国人部では9%が閉校を希望。)

 

このアンケート結果を受け、YICS理事会では同教会の役員向けの説明会を再度実施し、学校運営への理解を求めましたが、韓国人部の信徒の間に相互の対立や不信感が根深く残っており、役員会において一致した理解を得るには至りませんでした。

 

この事態を重く見た理事会は、8月末〜9月初旬に初めての閉校案を取りまとめ、YICS教師会、保護者、生徒、同教会の運営委員会、役員会に提示しました。理事会が閉校を決断せざるを得なかったおもな理由は、以下の通りです。

  • 運営母体であるヨハン東京・早稲田・Chineseキリスト教会の信徒に、一致して学校を支援する心がなければ、学校運営は進められない。
  • 信徒数の6割以上を占める韓国人部において、半数近くの信徒に合意が得られていない状況。韓国人部における信徒の不一致が、役員会で特に顕著に現れてしまった。
  • 韓国人部で合意が得られない根本的な理由は、信徒同士の対立や不信感が根深いことであり、学校運営の方針を議論する以前の問題である。
  • このような状況では、たとえ最善の学校運営案を模索しても、信徒の一致の元で進めることは極めて困難。
  • 加えて、YICSの対象年齢である中高生の子供を持つ家庭は、ほぼ全て韓国人部の家庭であり、新規募集をした場合の生徒や保護者にとって、教会内での居心地が非常に悪くなると考えられる。
  • 以上の状況から、現時点においてヨハン東京・早稲田・Chineseキリスト教会には、キリスト教学校教育を担うだけの器が備わっていないと判断した。

 

2018年9月23日、同教会の最高議決機関である公同議会(対象:洗礼を受けた18歳以上の信徒で、1年以上本教会の礼拝に出席している者)において、YICS理事会の閉校案が可決されました。これをもって、2018年度末にYICSが閉校することが決定しました。

生徒のみなさんへ

本校で学んでいる在校生のみなさん、そして、これまで時間を共にしてきた卒業生や転校生のみなさん。このような結果になり、大変申し訳なく思っています。

何年先になるか分かりませんが、時が満ちてYICSが再建され、YICSに在籍していたみなさんが神様の中でたくさん栄光を受けるようになることを願っています。その時は同じ学校名で、みなさんの後輩である第14期生から募集ができれば、本当に嬉しいです。

ご支援くださいましたみなさまへ

YICSにおけるキリスト教学校教育が神様の御旨であるという信仰でこれまで歩んできましたが、至らなかった点が多々あったこと、お詫び申し上げます。李在恩先生をはじめ、学校の改革期を導いてくださった諸先生方から引き継いだバトンを、次に繋げることができませんでした。

神様は、たった一人でも正しい信仰者がいれば、御旨を成し遂げられるお方です。ノアも、アブラハムも、モーセも、ダビデも、たった一人でしたが祝福の源になることができました。この学校に一人でも「正しい人」がいれば、学校は閉じられなかったかもしれないと、つい考えてしまいます。教師として、その一人になれなかったことが悔やまれます。神様は、この学校に、そしてこの教会に、キリスト教学校教育を担う「一人」を見いだすことができませんでした。

人の心は弱く、閉校を誰かのせいにしたくなることもあるかもしれませんが、それは本当に神様の御旨ではないと思います。痛む心で、YICSの閉校をきちんと受け止めて行きたいと思います。

祈り

主の愛する貴い子どもたちを、この学校に任せてくださりありがとうございます。子どもたちが主の中で夢を抱き、思う存分才能を発揮し、それぞれの道で幸せに生きられるように祝福してください。

YICSのことで心を痛めた生徒、保護者、教師、関係者の方々を、主が慰めてください。また、運営に尽力した理事会の全ての労苦を覚えてくださり、平安を与えてください。

YICSを通して育まれたキリスト教学校教育の種が、絶えることなく次の世代に引き継がれますように、御心に留めてください。

(2018年9月26日)

 

この投稿をシェアする: